漢方コラム
2021年09月15日
「目の疲れ」、どうしてますか?
こんにちは。エルム薬局の笹田です。
皆さんは一日に何時間くらいテレビやパソコン、スマホなどを観てますか?食事中でもスマホの動画観てたりしてませんか?近い距離で画面を見続けるとピント調節の筋肉が疲れて目がショボショボするなど不具合が生じますが、この目の疲れが溜まってくると全身的な疲れに移行する場合がありますから要注意ですね。
眼の疲れを訴えられる方は多いですが、放置されている方も多い感じがしています。
いよいよ見えにくくなったり、頭痛がしたりしてようやく眼科へ行く、なんていう方も多いかもしれません。
中には緑内障、白内障、黄斑変性症などなど、深刻なケースもあるようですから、定期的な眼科検診は大切ですね。
といっても、日ごろからスマホやパソコンで、長時間目を酷使している私も実は放置組の一人です。💦
そんな私の日ごろのアイケアは「クコの実」を食べること。
「クコの実」とは生薬名を「枸杞子(クコシ)」といって、東アジアに自生している植物の実です。クコシが配合された漢方薬には、「杞菊地黄丸(コギクジオウガン)」や「枸杞丸(クコガン)」などがあり、いずれも目の不調に使われる漢方薬です。
「クコの実」は乾燥して、ドライフルーツとしても販売されていますね。杏仁豆腐の上にちょこっと乗っている赤い実といえば、よくお分かりでしょうか?
そのまま食べても甘くて食べやすいですが、薬膳としていろいろなレシピがでています。お酒のおつまみにもグッドだと思いますよ。
目の疲れに「食べるアイケア」をお勧めします!
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